ナチュログ管理画面 サイクリング・MTB サイクリング・MTB 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2018年05月28日

2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)
ものすごく寒かった。早朝から並んでいる100kmクラスのライダーからは氷が張っていたという話も聞いた。


寒くなる事もちょっと予想して、夏冬合わせていくつか準備したウェアの組み合わせは、
・キャップ
・長袖ジャージ(春秋用)
・半袖インナー(冬用)
・長指グローブ(春秋用)

もしものための冬用インナーだったが、まさか使うことになるとは。

2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)
自然湖

大会会場からここまで8km。体も温まりいい感じに。
スタート地点の滝越まではあと2kmほど。

2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)
滝越。じっとしていると本当に寒い。

2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)
スタートに一応並ぶ。一輪車があっても、もう違和感無い!?

スタートまではウィンドブレーカー着用。
中に着ている冬用のインナーが暑かったら、途中で脱げばいいかなと思ったけど、結果としてこの組み合わせでちょうど良かっただった。

今回の42kmクラスは実走44km。制限時間の5時間はこれまで練習してきた狭山湖外周の感覚で想像してもかなりキツイ。
一輪車は下り坂で速度を上げられないので、どうにかしてでも乗って走り続けたい。

昨年の11月大会(雪のため短縮24km)では時計も確認しないまま走り、写真撮りすぎたためタイムオーバーになっているので、もう失敗したくない。
今回のレース中休憩は最小限に、止まって補給するのは関門ぐらいを想定し補給食を準備した。

<補給で準備したもの>
 ・ハイドレーションバッグ(1.5L)に混ぜて入れる。
  └ エネルギー系ジェル(2個)
  └ クエン酸&BCAA(3本)
  └ 水

 ・ミニ粒あんパン

ミニ粒あんパンは関門での停車時用。行動中はハイドレーションに混ぜて入れたもので、水分・補給食を同時に摂る作戦。
ジェルはストローを通りにくいので吸いにくいけど、細かく崩れたジェルがお腹にたまり、ハイドレーションの最後までジェルが続くことから、ジェルが少なくなったらハイドレーションの残りが少ないのも分かる。今のところベストな方法。これは通常の練習でも行っています。

混雑するトイレを済ませたら、ちょうどスタート時間。
中盤に並んでいたが今回は参加者が多く、速度差があるので危険と判断。最後にスタートする。
スタートゲートでは『出た〜!!、我らが王滝のアイドル~』と紹介され、ちょっと苦笑い。もうそんな歳ではないので。(笑)

(下のリンクがスタート時の動画。私は5分20秒ぐらいに登場)
https://www.facebook.com/scottsports.japan/videos/1696265550408763/

一輪車は舗装路の上り坂では速い。スタートは最後だったけど、かなり抜けた。王滝参加の方々には多分驚かれたと思う。
ここで稼いでおかなとならないので、とにかく飛ばす。

舗装路の上り坂は終わりグラベルへ。今年は林道トレーニングしていなかったせいで狭山湖外周よりひどい路面になるとなかなか難しい。残念ながら結構歩きが多くなってしまった。
2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

42kmクラスの関門は で11時まで。ここまでかなりハイペースで移動し続けたのでとりあえず無事に通過。ここではハイドレーションへの水とクエン酸BCAAの補充と、ちょっと休憩。あんぱんモグモグタイム。
ちょうど100kmクラスの関門時間とも重なり、カウントダウンが始まる。関門締め切りとなった後も続々とMTBライダーが入ってくる。見た目速そうなライダーもどんどん足切りになるのを目の当たりにびっくりしつつ、人ごとではないので再スタートする。

道は下り基調となり、三浦貯水池が見えてきた。警告音だろうか。ピピピピッと大きな音が聞こえる。ダムの躯体に近づくにつれ音が大きくなる。ダムを通過する時は殺人的な音量に参った。MTB の方々はシャーっと通過するので大丈夫そうですが、僕は時速17km/hぐらいしか出ていないので、この苦痛的なな警告音をずっと聞き続けることになった。大会の時はやめてほしいな。
2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

そして、例の暗くて長い危ないトンネルが近づいてきた。
わだちもはっきりしない路面で危険だと、さんざん聞かされてきたトンネル。だが、あれ?短い?奥に2本目も見える。
危険なトンネルの手前のトンネルのようだ。ここも気を付けて進入。トンネルに入った途端、斜めに割れたコンクリ路面の段差につまづき、ガッシャーんと一輪車を倒す。こけずに済んで良かった。ははは。

さて、本番の危険なトンネル。
手前で『徐行して下さーい』とスタッフが叫んでいる。救急車も見える。女性ライダーが座って手当を受けている。腕?肩を痛めたようだ。
トンネル内の路面は、車のタイヤが乗る幅にコンクリートのプレートが敷いてあり、それ以外は砂利になっている。コンクリートの上だけに乗っていれば安全だけど、中央部分は砂利なので追い越しするときは暗いしかなり気を使うでしょう。ライトはVolt400を使用。これだけ明るいライトなら全く不安なし。

スタート後、上って下って、そしてまた滝越に戻ってきた。ここまで30km、残り14km。気分的にはもう十分満足だけど、ここからまた上らなきゃならないなんて!

ひーひー言いながら、押したり乗ったり。時間はどんどん過ぎていく。時計の針は12時を指し、制限時間12:30まで30分を切った。
2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

出来る限りのスピードで移動するが、何しろ遅い。
スピードを確認しても速くならないから見なかったけど、多分13km/hぐらいしか出ていないんじゃないかな。下りで。
2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

残りは6kmぐらいだろうか、制限時間の12時30分まで10分ほどしかない。
何人もの100kmクラスのライダーに話しかけられましたが、残り時間の問題で話が出来ずすみませんでした。

もう制限時間に間に合わない事は分っていたけど、最後まで気を抜かないようと飛ばし続ける。

そしてゴール。時計は12時44分。制限時間は5時間なので14分のタイムオーバー。
こんな天候に恵まれた日に、これだけ停車する時間を省いても完走できないなんて、今後どうすれば完走出来るのだろうか。と思いながら、ちょっとがっかりな気分でゴールゲートをくぐる。
2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

ゲートから少し下った所でゴールした参加者が休んでいた。
するするっと下って行ったら、なんと一輪車に気付いた方々(多分その場にいた全員に近い)から、スゴイスゴイと拍手された!
びっくりしたし感動でした。僕から見ると100kmクラス完走者の皆さんの方が凄いですよ!

ゴールから会場までは7km。インスタつながりの方と話しながら移動。
会場〜スタート11km、レース44km、ゴール〜会場7km。1日で62km走るのは過去最長だけど疲労感はそれほどでもない。

会場に着き速報リザルトを確認するが、やはり時間完走者に自分の名前がない。
2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)

かなーりガッカリしつつ宿で入浴後、帰路へ。

後日、王滝のウェブサイトにリザルトが掲載されていた。「どーせTOV(タイムオーバー)でしょ」と思いながら見てみたら、なんと完走していた!
タイムは5時間14分で記録されている。ということは制限時間が延びていたのか。全く聞いてないけど。

とにかく完走だ。この王滝42kmを完走する事を目標にしていた事が達成しました(現地で知りたかったけど)。

一輪車に乗った事がない自転車(ロード)乗りが、王滝というMTBの大会に出る一輪車というものを知り、そこから練習を始め約4年。よーやく王滝を完走した一輪車乗りになった。
(昨年5月の20kmクラス完走しているけど、僕にとっての王滝は42kmなんです)

まぁ、この結果をゴール時点で知っていたら満足して次に続かない感じがするしし、TOVでも次に挑戦するかどうか。

やはり、次は延長された時間内完走ではなく、制限時間内に余裕でゴールするのを目指すか。
終わらない王滝への道。

(おわり)



同じカテゴリー(一輪車)の記事
初輪行で奥武蔵へ
初輪行で奥武蔵へ(2018-10-17 11:35)

タイヤの賞味期限
タイヤの賞味期限(2018-05-18 00:15)

ニューアイテム
ニューアイテム(2018-02-23 16:39)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
2018年5月 SDA王滝42km(レース当日)
    コメント(0)