2017年11月24日
2017年11月のSDA王滝
9月大会が台風で延期となり、11月大会となったSDA王滝。
9月の時点で11月の王滝は寒いだろうと何となく思っていたが、本当に寒い。大会前日は寒い雨。この天候のためレース距離も42kmから24kmに短縮すると主催者側の発表があった。距離短縮に伴い制限時間も5時間から3時間に短縮。
伊那インター降りた後の温度計は3℃。9月に想定した以上の寒さ。一応雨具は準備したが、当日雨だったらスタートしない気持ちで王滝入り。
会場の松原スポーツ公園は5月大会のような盛り上がりはなく、人も少ない。何しろ寒い。近くの山には白いモノが見える!。
誰も並んでいない42kmクラスの受付を済ませた後は、車でスタート地点を確認に行く。
スタート地点の滝越は大会会場から約10km 。スタート前のウォームアップには丁度良いが、宿からの距離を含めるとちょっと遠い。ゴール後のことも考えて、翌日の朝は会場まではやはり車で。
大会当日の朝というかまだ夜。真っ暗の5時前に会場入り。見上げるとハッとするほどの星空。写真を撮りたかったけど、とてもじゃないがスマホを取り出す気も起きないほど寒い。正確な温度は知りたくないが、間違いなく氷点下。
ちょっと車外にいただけで震えが止まらないので車内で待機。
寒いので、ウィンドブレーカ下にはダウンベストを着込む。こんなに着込むのは初めて。
ちなみにこの日のウェアは、
・インナーキャップ
・ネックウォーマー
・冬用インナー(半袖)
・冬用インナー(長袖)
・冬用長袖ジャージ
・ウィンドブレーカー
・ダウンベスト
・冬用グローブ
・ロングタイツ
・ハーフパンツ
暑くて動けないようならザックにしまうつもりで着込む。ロードで冬本番の峠に行く時もこんなに着込む事はないけど、着ていないとどうにかなってしまう気がした。
(レース中はダウンベストとウィンドブレーカーは脱ぎました)
ちなみに補給食は、当初、水分はハイドレーション、食べ物はソフトフラスコに分けていこうと思っていましたが、レース中の補給のしやすさを考えてハイドレーションパック(1.5L)に以下の物をまとめて入れました。
・エネルギー系ジェル(2個)
・クエン酸&BCAA(2本)
・水
あと、取り出しやすいポケットにミニつぶあんぱん(←これは必需品!)。
スタート地点までの移動中に100kmクラスの参加者に途中で抜かれるのを避けるべく、一足早くレース前準備で混雑する駐車場を抜け舗装路へ出る。
この季節の朝5時半は日の出前なので暗い。実は一輪車を夜に乗った経験がない。なんとかなると思っていたが、目印になる物が見えないから乗れない。恥ずかしながら上手く乗れずに何度も乗車を繰り返す。きっとそんな姿を他の参加者に見られていたら、心配されただろうな。(多分暗いので見られていないはず!)
ようやく乗れて一安心したが、あまりの寒さで頭が冷えてフラフラ、クラクラする。冬用のインナーキャップを被っていたけど、足りないぐらい寒かった。
途中、同じ42kmクラスに参加するマウンテンバイカーの方々に抜かれながら移動。寒いのに皆陽気。
しばらくして身体も温まり、ダウンベストを脱ぐ。日の出前の自然湖を通過。
凍てつくスタート地点の滝越に到着。ここもきっと、やはり氷点下だろう。待っている間に冷えないよう途中で脱いだダウンを再度着込む。
周りを見る。今回は残念ながら一輪車は僕だけのようだ。
いよいよスタート。
5月の時は緊張したけど、今回は不思議なことに普通。
パレードランの後はオンロードの登り。このスピードを生かしてタイムを稼がないと、と思い飛ばす。しかし、やはり冷えのせいか頭がふわふわした感じで上手く乗れている感じがしない。
案の定、しばらくしたら雪道になり乗れなくなった。ここからがランも含め厳しい時間が始まると腹をくくる。
一輪車で雪道を走るのは初めて。
ふわふわする頭でこの路面は辛い。とにかく乗れない時は走る(ラン二ング)。MTBの方々も上りで凍結した路面に苦労していました。
標高が上がるとダイヤモンドダストが舞っていた。キラキラと輝く道を一輪車で走ることがあるなんて全く想像していなかった。
天気も回復し、まるでスキー場のよう。
後半は100kmクラスの周回ルートに合流。背中もマシンもドロドロな強者ライダーが追い越していく。何人ものライダーに『一輪車スゲー、頑張って!』って声を掛けられる。いやいやあなた方のほうが凄いよ。
集中を切らさぬように走り、転倒も無く無事ゴール。
元気なゴールMCの女性につられて『イエー!』って叫びながら、人が少ないゴールをくぐる。やった、やっと終わったと安堵。
初めてインタビューを受け、帰り際に計時盤が目に入る。よく見ると、4時間台を表示している。え?確か42kmクラスのスタートは7時だから、1時間差し引いても3時間台。まずい。これはタイムオーバーか?
会場に戻って速報を見て確信した。
なんてこった! オーバーしてるよ。多分5分ぐらい。
5月のペースで走れば完走は間違いないと油断していた。確かに運動強度は5月のペースだったけど、とにかく全体的にスピードが遅かった。なんたる失態。
あぁ、終わりなき王滝への道。
9月の時点で11月の王滝は寒いだろうと何となく思っていたが、本当に寒い。大会前日は寒い雨。この天候のためレース距離も42kmから24kmに短縮すると主催者側の発表があった。距離短縮に伴い制限時間も5時間から3時間に短縮。
伊那インター降りた後の温度計は3℃。9月に想定した以上の寒さ。一応雨具は準備したが、当日雨だったらスタートしない気持ちで王滝入り。
会場の松原スポーツ公園は5月大会のような盛り上がりはなく、人も少ない。何しろ寒い。近くの山には白いモノが見える!。
誰も並んでいない42kmクラスの受付を済ませた後は、車でスタート地点を確認に行く。
スタート地点の滝越は大会会場から約10km 。スタート前のウォームアップには丁度良いが、宿からの距離を含めるとちょっと遠い。ゴール後のことも考えて、翌日の朝は会場まではやはり車で。
大会当日の朝というかまだ夜。真っ暗の5時前に会場入り。見上げるとハッとするほどの星空。写真を撮りたかったけど、とてもじゃないがスマホを取り出す気も起きないほど寒い。正確な温度は知りたくないが、間違いなく氷点下。
ちょっと車外にいただけで震えが止まらないので車内で待機。
寒いので、ウィンドブレーカ下にはダウンベストを着込む。こんなに着込むのは初めて。
ちなみにこの日のウェアは、
・インナーキャップ
・ネックウォーマー
・冬用インナー(半袖)
・冬用インナー(長袖)
・冬用長袖ジャージ
・ウィンドブレーカー
・ダウンベスト
・冬用グローブ
・ロングタイツ
・ハーフパンツ
暑くて動けないようならザックにしまうつもりで着込む。ロードで冬本番の峠に行く時もこんなに着込む事はないけど、着ていないとどうにかなってしまう気がした。
(レース中はダウンベストとウィンドブレーカーは脱ぎました)
ちなみに補給食は、当初、水分はハイドレーション、食べ物はソフトフラスコに分けていこうと思っていましたが、レース中の補給のしやすさを考えてハイドレーションパック(1.5L)に以下の物をまとめて入れました。
・エネルギー系ジェル(2個)
・クエン酸&BCAA(2本)
・水
あと、取り出しやすいポケットにミニつぶあんぱん(←これは必需品!)。
スタート地点までの移動中に100kmクラスの参加者に途中で抜かれるのを避けるべく、一足早くレース前準備で混雑する駐車場を抜け舗装路へ出る。
この季節の朝5時半は日の出前なので暗い。実は一輪車を夜に乗った経験がない。なんとかなると思っていたが、目印になる物が見えないから乗れない。恥ずかしながら上手く乗れずに何度も乗車を繰り返す。きっとそんな姿を他の参加者に見られていたら、心配されただろうな。(多分暗いので見られていないはず!)
ようやく乗れて一安心したが、あまりの寒さで頭が冷えてフラフラ、クラクラする。冬用のインナーキャップを被っていたけど、足りないぐらい寒かった。
途中、同じ42kmクラスに参加するマウンテンバイカーの方々に抜かれながら移動。寒いのに皆陽気。
しばらくして身体も温まり、ダウンベストを脱ぐ。日の出前の自然湖を通過。
凍てつくスタート地点の滝越に到着。ここもきっと、やはり氷点下だろう。待っている間に冷えないよう途中で脱いだダウンを再度着込む。
周りを見る。今回は残念ながら一輪車は僕だけのようだ。
いよいよスタート。
5月の時は緊張したけど、今回は不思議なことに普通。
パレードランの後はオンロードの登り。このスピードを生かしてタイムを稼がないと、と思い飛ばす。しかし、やはり冷えのせいか頭がふわふわした感じで上手く乗れている感じがしない。
案の定、しばらくしたら雪道になり乗れなくなった。ここからがランも含め厳しい時間が始まると腹をくくる。
一輪車で雪道を走るのは初めて。
ふわふわする頭でこの路面は辛い。とにかく乗れない時は走る(ラン二ング)。MTBの方々も上りで凍結した路面に苦労していました。
標高が上がるとダイヤモンドダストが舞っていた。キラキラと輝く道を一輪車で走ることがあるなんて全く想像していなかった。
天気も回復し、まるでスキー場のよう。
後半は100kmクラスの周回ルートに合流。背中もマシンもドロドロな強者ライダーが追い越していく。何人ものライダーに『一輪車スゲー、頑張って!』って声を掛けられる。いやいやあなた方のほうが凄いよ。
集中を切らさぬように走り、転倒も無く無事ゴール。
元気なゴールMCの女性につられて『イエー!』って叫びながら、人が少ないゴールをくぐる。やった、やっと終わったと安堵。
初めてインタビューを受け、帰り際に計時盤が目に入る。よく見ると、4時間台を表示している。え?確か42kmクラスのスタートは7時だから、1時間差し引いても3時間台。まずい。これはタイムオーバーか?
会場に戻って速報を見て確信した。
なんてこった! オーバーしてるよ。多分5分ぐらい。
5月のペースで走れば完走は間違いないと油断していた。確かに運動強度は5月のペースだったけど、とにかく全体的にスピードが遅かった。なんたる失態。
あぁ、終わりなき王滝への道。
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